15 Iconic Designs / Designers:
芦沢啓治、安積朋子、Industrial Facility、Studio Adjective、Daniel Schofield、寺田尚樹、トラフ建築設計事務所、ドリルデザイン、Norm Architects、Philippe Malouin、藤森泰司、二俣公一
2011 年3月11日の東日本大震災をきっかけに、「暮らしに必要なものを自らつくる」実践から始まった石巻工房。
本展「15 Years After 石巻工房の歩みと15の家具」では、石巻を起点に広がってきたものづくりの思想と、その歩みを象徴する15点のアイコニックな家具を紹介します。あわせて、石巻でまちづくりを支える方々のインタビューを通じ、地域とともに育まれてきた価値観や関係性を紐解きます。 会期中には、共同代表の芦沢啓治、千葉隆博と、トラフ建築設計事務所の鈴野浩一氏を迎えたトークイベントも開催。理想と現実の間をつなぎながら、「Made in Local」としても世界へ広がる持続的なデザインの可能性を探ります。
トークイベント
「石巻工房の15年・15の鍵 ̶ 世界へ広がる持続的なデザインの可能性
日時:2026年3月17日(火) 19:00〜20:30 ※18:30開場
会場:Karimoku Commons Tokyo [東京都港区西麻布2-22-5]
定員:30名 先着順 参加申込はこちら
登壇者:芦沢啓治・千葉隆博(石巻工房共同代表)・鈴野浩一(トラフ建築設計事務所)
進行:加藤純(Kazana Inc. 建築エディター・ライター)
2011年3月11日に起こった、東日本大震災。
混乱と不安のなかで、暮らしに必要なものを考え自らの手でつくり出すこと。
デザインとDIY 精神の実践から、石巻工房のものづくりは動き始めました。
それから15年。
石巻のまちは時間とともに姿を変え、石巻工房に関わる人は増え、石巻で始まったものづくりは、今では全国各地、そして地元のメーカーと協働する「Made in Local Project」を通して世界へと広がっています。
環境や関係性は異なっていても、ものづくりに向き合う姿勢は変わっていません。
利用できる素材の特性や必要とされる構造をていねいに読み取り、使われる状況や人との関係を想像しながら、家具というかたちにしていく。石巻で培われたこの考え方は、さまざまな土地や人との関わりのなかで受け継がれ、それぞれの環境に応じたかたちへと展開してきました。
本展では、石巻工房の歩みのなかで特に重要な役割を果たしてきた15点のアイコニックな家具を選び、紹介します。それらは時間をかけて積み重ねられてきた思考や試行の痕跡であり、石巻工房の価値観を映し出す存在です。
この展覧会は、単に製品を並べて見せる場ではありません。
石巻を起点に15年の間に広がってきたものづくりの考え方や人とのつながり、地域に向けた思いを、家具を通して感じていただく場です。
15年という節目に、石巻をひとつの起点としながら、各地の人々とともに。
石巻工房のものづくりは、これからも続いていきます。
ーインタビュー映像
本展開催にあたり、映像作家にArakawa Nobu氏を迎え、商店街の店主や地域コミュニティ、ものづくりやクリエイティブ、事業創造、人材育成、文化などに関わり、まちづくりを支える石巻の方々へのインタビュー映像を制作しました。本展示会場にて公開いたします。