
ISHINOMAKI BENCH
¥49,800
ISHINOMAKI BENCH
石巻工房が初めて手がけた家具、それがISHINOMAKI BENCHです。
2011年の夏、石巻工業高校の皆さんと石巻工房のメンバーがDIYによって共同制作し、仮設住宅の野外映画館などで使われました。その後は市民の集まる場所として、街のあちこちで見かけるように。ほどなくして、制作の様子をTVで観たという方から「是非ほしい」とご連絡をいただくようになり、自然な流れで販売が決まりました。
スレンダーなデザインですが、重さ7tまでOK※の頑丈なつくり。使い勝手の良さから、個人宅からオフィスまで幅広くご利用いただいています。
※垂直荷重による強度試験結果:最大荷重値7t(宮城県産業技術総合センターにて)
- 座ると落ち着く、しくみがあります。
- 座面(天板)上に重さが加わると、“ハの字”に組まれた脚部の構造によって、どっしりと落ち着く。屋外のワイルドな設置地面を想定した、DIY らしいアイデアです。
- 一人より二人、二人より三人と、たくさんの人で座るほどにガタつきが軽減され、大地を踏みしめるような安堵を感じられます。ぜひ体感してください。
- 強くて素朴。自由で温厚。
- 使われているのは、レッドシダーという無垢材です。丈夫で耐候性が高く、条件によって異なるものの、10年~20年は無塗装で十分に使用可能といわれています。
- 素のままで経年の温もりを味わうもよし、オイルを塗って新たな風合いを醸すもよし。暮らしにあわせて自由に楽しめるのが、DIYデザインの大きな魅力です。
- 変化を見つめながら、そっと育てています
- 当初は屋外使用を前提に、脚先に角度を付けて接地面を減らし、劣化防止やぬれた地面から雨を吸いすぎないための工夫を施していました。現在では屋内使用も考慮して、水平加工もプラス。デザイン面でも少しずつブラッシュアップを加え、時の流れや使う人の暮らしを感じながら、ISHINOMAKI BENCH は静かに成長しています。
- 人が集まると、喜ぶベンチ。
- ベンチというとパブリックスペースで使われる印象がありますが、ISHINOMAKI BENCH は置く場所を選びません。学校やオフィス、広場やホールの他にも自宅の庭、リビングなど、人が集まるところでとてもいい表情をします。他にも飾り棚やショップの什器としてなど、さまざまな用途が増えてきました。
Designer Profile

芦沢啓治 Keiji Ashizawa
株式会社芦沢啓治建築設計事務所代表取締役。1996年横浜国立大学建築学科卒業後、architecture WORKSHOP、super robotを経て、2005年に芦沢啓治建築設計事務所設立。正直なデザインを心がけ、建築からプロダクト、家具のデザインまで幅広く活動を展開する。主な受賞にグッドデザイン賞(NOKI)、日本インテリアデザイナー協会賞(PARABOLA LIGHT)、National Architecture Awards: IN AUSTRALIAなど。
Attention
- 無垢材の特性上、表面にサンダーがけでは解消しきれない傷等がある場合があります。
- 木材全般の性質上、太陽光(紫外線)による色あせ、湿度・温度、または経年劣化に伴い内部応力の反発によって「そり」や「ねじれ」「割れ」といった現象がおこる可能性があります。
- 座面上に加重が掛かる事によって脚部の開きより安定する構造になっております。無加重状態では多少のガタツキが生じることもあります。
- 塗装をお楽しみいだだけますが、強度を増すため接着剤を使用している箇所では塗料がはじかれてしまうことがあります。
- 使用場所の床に傷が付いてしまう場合があります。ご注意下さい。
- 木材の状態により表記サイズに若干の誤差が生じることがございます。
- ご質問やご不明な点はお問い合わせください。